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9月, 2013の投稿を表示しています

ヤナギサワサックスフェア

島村楽器ラゾーナ川崎店にてイベントがあります。 今回はヤナギサワのサックスフェアです! 日程は10月5日と6日。 この日は、ヤナギサワのサックスが店頭に並びます。 どれくらい並ぶかというと、詳しくは こちら をご覧下さい。 もう全種類かな!? そして、新しく発売されたばかりのヤナギサワマウスピースを初め、定評あるヤナギサワマウスピース(エボナイト、メタル)がかなりの数が並びます。 僕はこのイベントの2日目、以下のようなかたちで参加します。 1 初心者向け(全くサックスに触った事がない方むけ)の「サックスを始めてみよう」という、500円1時間たっぷりサックスに触れてもらうという企画。 2 インストアライブ(観覧無料です) 40分程度のライブです。僕が使っているソプラノ、アルト(共にヤナギサワ)と、他のヤナギサワの商品(予定として、カーブドソプラノとテナー)を吹きます。 3 選定のお手伝い 楽器選びは意外と苦労します。困ったら僕が吹いて聴いてもらう、楽器の比較や、サックスのワンポイントアドバイスもします。 こちらのページ にも掲載されております 実際に、現在楽器を買おうかな〜と思っている方、上記の初心者向けセミナーに参加されたい方、下記までお問い合わせ下さい。 島村楽器ラゾーナ川崎店 044-520-8097 担当:大坪 というわけで、是非みなさま遊びに来て下さい。

入会金半額キャンペーン

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現在島村楽器では入会金半額のキャンペーンを行っております。 僕は川崎ルフロン店にて水曜日に月3回ジャズサックスを教えております。 無料体験レッスンも随時募集しておりますので、是非お問い合わせ下さい。 川崎ルフロン店 TEL: 044-221-5261

ラバーマウスピース

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sax&brass最新号。 ラバーマウスピース特集です。 いつも安ヵ川大樹D-musica Large Ensembleの両隣で吹いている浜崎航・西口明宏の対談、先輩方のお話等、とても勉強になります。 プロが使用しているラバーマウスピースの紹介ページに、チラッと僕のコメントも載っています。 かなり内容の濃い特集です。 是非書店、楽器屋さんでお求め下さい。

ジャズサックスのコピー

ジャズを習得するにはコピーが良いというは定説だと思います。僕も推奨します。 何故かというと、ジャズを習得するということは、新しい言語を学ぶ事と同じ事だと思うので、先ずはひたすら真似をすることがジャズを学ぶ上で大事なのではと思います。 そこで、よく「何をコピーすれば良いですか?」と聞かれることがありますが、 自分が好きだと思ったプレイヤーをコピーしましょう! 「この人の音に何故か惹かれる」「速いフレーズがカッコいい」等、動機はなんでも良いです。 先ずは好きなプレイヤー探しから。これが大変な作業かもしれません、沢山いますからね。 好きなプレイヤーが見つかれば、その人の演奏を飽きるまで聞きましょう。 魅力的な音はそう簡単には飽きません。 そして飽きるほど聞くと覚えます。そらで覚えるということが大事です。 とは言っても、これからジャズを始めたい人はプレイヤー探しも大変だと思います。 ですので、僕のコピー遍歴を元に、オススメのプレイヤーを紹介していきたいと思います。 中学校の頃はDavid Sanbornにハマり、かなり聞き込み真似をしていました。譜面にすることはしていませんでした。ただ出来なかっただけです。 そして高校に入って、父親がMal WaldronのLeft Aloneというレコードを流し、Jackie McLeanの音にイチコロ(死後か?)に。 それから今まで、マクリーンの唯一無二の音や唄い方(総称して『サウンド』ですね)は本当に大好きで影響を受けています。 ただ、このLeft Aloneも譜面にすることはしていません。 一番最初に譜面に起こしたのは、マクリーンですが、ピアノのソニークラークの代表作「Cool Struttin'」に収録されている、「Sippin' at Bells」です。 同アルバムのタイトル曲が有名ですが、これも譜面にはおこさず、聞いているうちにそらで覚えました。 マクリーンは譜面におこしやすく、オススメです。 そこで大事なのは、コピーすることは譜面におこすという作業が大事なのではなく、一番はそのプレイヤーの唄い方を勉強することだと思います。 ボキャブラリーを覚えることも大事ですが、一番は唄い方。 とにかくそっくりさんを目指す。 ただ吹いている音を取るだけでは、100曲コピ

新しいヤマハ82Z

先月マイナーチェンジされたヤマハの82Zが発売されました。 プロの間でも今一番話題になっているように感じます。 楽器本体を買い替えるというのは、一大決心ですし安い買い物ではないので、自分で買う、もしくは人に(生徒さん等)に勧めるにも慎重になります。 しかしこの新しい82Zに関しては、普通の新製品サックスより注目されているように感じます。 何故そこまで話題になるかというと、「今までのヤマハのサックス」と違う印象を受けるからだと思います。 僕が最初に感じたのは、セルマーのような管の響き方がするなぁと思いました。 セルマーのマーク6は言わずと知れた名器、ジャズの歴史を共に歩んできた楽器と言っても過言ではないと思います。一昔前は皆マーク6を使っていましたよね。 やはり、「あの年代の音」を基準に楽器を選ぶことも多いと思います。 ただ、「その楽器固有の音」というのがあり、僕はマーク6に関してそのような印象があります。言い換えると、その楽器の音に支配されそうになります。 良いんですけどね、「あの年代の音」。 その分、「名器に対するオマージュ」というようなコンセプトで作られている新しい楽器は、「あの音」に加えて「自分が想像しなかった未知の音」のような、プラスαがあると思います。 自分で音を作っていく楽しみがあります。 また新しい楽器は、音程が安定していること、操作性が良いこと、などの利点もあります。 本題の新しい82Zですが、おそらくジャズを演奏する人にとって、セルマーのような管の響き方がするのは正直言って嬉しいと思います。 今までのヤマハも良いのですが、やはりヤマハ特有の管の響き方です。(それが悪いわけではありません、好みですから。) クラシックや吹奏楽でのシェアが高いヤマハですが、これから少しずつ変わっていくかもしれません。 ===== 新82Zの発売前に、プロ向け試奏会にお招きいただきました。 その時のレポートは こちら

サックスの選び方:選定の勧め

これからサックスを始めてみたい、上位機種に新しく買い替えたい、楽器を買う理由は皆さんそれぞれですが、購入する際は一度熟練者の方に相談しましょう。 自分の楽器なので、自分で決めたい!と思うのはもちろん良い事ですが、なぜ、選定が必要なのか? 大きな理由は、個体差があるからです。 「高額な買い物なのに、個体差があるの?」 と思う方もいるかもしれませんが、同じ品番でも同じ楽器は2個とありません。 ただ、一般的に信頼出来るメーカーは、良いものと悪いものという個体差ではなく、それぞれの「個性」を感じることができます。 こっちの方がワイルド、こっちの方がまろやか、等々。 その細かな「個性」を汲み取ってあげるのがプロの仕事だと思っています。 では、何故熟練者の方が、楽器の個性を見つけることが上手なのでしょうか? ☆サックスは不完全な楽器です。 サックスには癖があります。 「この音は鳴らしやすいけど、この音を出すにはコツが必要」、「ピッチがここは下がりやすい」等々、これは仕方がないことで、その解決は演奏者に委ねられている事が多くあります。その分、自分の個性が出やすい楽器でもあります。 その癖をあらかじめ理解し、また自分の癖も理解していると楽器の選び方が変わってきます。 サックスの場合、息の量とスピードが上達の一つの鍵になりますが、アマチュアの方はそのコントロールが難しいと思います。 息の量とスピード、口の筋肉の入れ具合を把握している人は、楽器の癖も感じつつ、どんな部屋で吹いてもその楽器の個性を発見できると思います。 ・優しい音(pやmp)で高音域を吹いても豊かな響きか? ・音域間のつながりはスムースか?(サックスには抵抗がかわるポイントがあります) など、僕の場合はチェック項目は幾つもあります。 そして総合的に判断して楽器を勧めるわけです。 ☆楽器選定いたします。 楽器選びに失敗する人もいて、なかなか心苦しくなることもあり、書きました。 僕自身もよく選定していますので、気になったらご連絡下さい。 本数にもよりますが、大体いつも選定に最低2時間くらいは時間を費やします。 その間にワンポイントレッスンをしたり。 もちろん購入者にも沢山吹いてもらい、最終的にご本人に決めていただいております。 よりよい楽器を見つけて、楽しい

1年半も放っておいて今更ですが、、

また書き始めようかと、、、。 嬉しい事に、サックスの生徒さんが増え続け、沢山の方をレッスンさせていただいております。レベル・目的・目標は様々で、皆さん一生懸命サックスと向き合っております。 サックスを始めた頃は、それこそ何も分からないだけに、「プロになってライブ活動して活躍する」ということしかアタマに無かったので、いまこうして沢山の生徒さんに教えているということは想像していませんでした。 教えることにより、音楽はもちろんそれ以外の大事な事も沢山学んできております。 嬉しい限りです。 また書き始めようと思ったきっかけは、 ・自分自身、未だにサックスに関して謎が多い ・(自分の生徒さんを見て)同じ悩みを抱えている人が多い ・自分用の記録(思った事をすぐ携帯電話からすぐ書き留める事も可能ですし) 等々。また、このブログのアクセス解析をみると、なんとマウスピースパッチに関して、物凄いアクセス数を記録しております。 ということは、楽器ではないあんなシール1枚に関して、皆さん情報を求めているのかな、と思いました。 ですので、一個人の見解ですが、少しでも参考になればと思い、楽器の事や奏法の事を書いていこうかなと思いました。 というわけで、またさぼるかもしれませんが(おい!)、再開しようかと思います。 山田拓児